2020年2月17日
【ケーキの切れない非行少年たち】
宮口幸治著
医学博士、精神科医、臨床心理士の著者。
医療少年院での勤務経験より、知的障害、発達障害を持った少年たちの非行再発防止の支援策としてコグトレ研究会を主宰。
今まで、よく聞いてきた“自己肯定感の低さ”からの褒めて育てること、“だけ”ではダメだ(かなり端折ってます。乱暴に聞こえるかも)との見解。
なかなかショッキングな本でした。
子供への三支援として社会面、学習面、身体面の支援を挙げており、こちらも“得意をのばそう”的な意見とはかけ離れていて、驚きました。
ただ、渦中で困り果てている、保護者の方にはおすすめの一冊です。
私は初耳だった、「コグトレ」は救いになるのではないかな?
教育の現場ももっと支援が拡がってくれるといいですね。
私が発達障害に興味を持っているのは、身近に発達障害児を抱える友達が複数いるから。
当事者でない分、勉強不足なところもありますが、理解することで支えになれたらと思っています。
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